【ブロック #87】
僕たちセラピストとお客様は
お金ありきの関係だから〝普通の関係〟ではない。
〝普通の関係ではない〟非日常の関係の免疫は
僕たちセラピストでさえ少ないから距離感や正解も分からない。
だからいつだってトライアンドエラーの繰り返し。
非日常の関係は金銭的な負担が大きいので〝ずっと〟はない。
その事実だけは知っていて…
仕事や家族等の外的要因。
そして元々の目的がなくなってしまったり
自分にとってもう不要と思っての卒業や失客は仕方ないし
アクションが 〝ない〟 という事はそういう事。
〝ない〟は無言のメッセージであり、最後の優しさ。
ただ目に見える〝ある〟は悲しい。
ブロック。
リピーター様で何度も会った事がある方であれば尚更。
もしかしたらこちらの不手際かもしれないし
辛くなって仕方なく、最終手段だったのかもしれない。
ただそうなってしまっては
何も聞けないし、何も分からない
セラピストをやっていればそれはよくある事。
そのよくある事にも慣れないといけないし
そこに痛みを伴わせない事が賢明だと思う
毎回痛みを伴えば
お客様に不信や恐怖が先にきてしまう。
不信や恐怖を抱えた人のキスやハグは冷たく
そして弱々しいから。
僕たちセラピストはお客様に対し
常に不信からでなく信用からスタートさせている。
少なくても僕はそう。
それはお客様の方が僕たちに不信からスタートしているから、
こちらが愛や誠実、信用の両手を広げないとお客様の不信はなかなか解けない。
だからセラピストはブロックされようが
傷付けられようが〝それ〟を極力感じないようにしている。と思う。
無にする。
何も感じないようにする。
鈍感になる。
そっと蓋をする。
そしてセラピストは今日も笑ってまたお仕事をする。
〝忘れる〟は心を亡くすと書くけど
僕は心を亡くしたくないので
心に閉まいます。
ブロックされた事実よりも
逢っていた時間の会話や言葉を
箱いっぱいに詰めて
温かくて優しい思い出箱にして
そっと心の奥深くに閉まっておきます。
ブロックされた悲しい事実よりも
逢っていた時間の会話や言葉は僕にとっての真実だから。
僕からはもう送ることは出来ないから
感謝を込めて…
斗真
●○●斗真＆蒼馬＆充希キャスやります●○●
Day：11.22(mon) 21:00〜
斗真の写メ日記
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ブロック #87斗真
