【涙 #127】- 斗真(Re:color piece)東京/性感マッサージ

斗真の写メ日記

  • 涙 #127
    斗真
    涙 #127

    【涙 #127】


    1度休んだら
    1度頼ったら
    1度認めたら
    1度謝ったら
    1度立ち止まったら


    深呼吸をしたら
    力を抜いたり、緩(ゆる)めたら
    言葉にしたら
    弱音をはいたら



    今までの自分を否定するみたいで

    心がポキッと折れる音がしそうで
    折れたら2度と戻らない気がして

    今まで我慢してきたものや、
    耐えてきたものが台無しになりそうで

    泣く女なんか嫌いだから私は泣かないって決めてるのに…




    だからただ声を殺して泣く



    泣き声が自分に聞こえないように
    泣いた事実を認めたくなくて
    誰にも聞かれたくなくて



    ただ涙が流れてきただけと強がって
    目から汗が出ただけと
    目にゴミが入ったと言い張る





    1人で泣くのはもう飽きた
    本当は


    誰か隣にいてほしかったり
    誰かの背中で泣きたかったり
    誰かに抱きしめられながら
    誰かの腕の中で泣きたい時もある



    『どうしたの?』も『何で泣いてるの?』もいらない



    ただ泣かせてくれる場所が欲しい

    ただ隣にいてくれさえすればいい

    ただ『よく頑張ったね』だけあればいい

    ただ胸を貸してくれさせすればいい


    余計な言葉はいらない
    肯定も否定も要らない



    私には泣ける場所がある。


    それが女風だろうが
    お金を払ってようが
    セラピストだろうが


    私には泣ける場所がある。
    誰かの前で泣ける人がいる。


    その事実だけあればいい。
    それだけで頑張れる、生きる理由になる人もいる。

     




    誰かにとっての泣ける居場所。
    それが僕がセラピストでいる理由。

    特別なスキルもテクニックもいらない。



    いる。
    いてくれる。



    ただそれだけでいい時もある、それを知ってるだけでいい



    相手がごちゃごちゃ言ってきたら
    『うるさい、黙って胸を貸せ、耳ふさげ、ティッシュと水を用意しろ』

    そんな泣き方があってもいい。



    あなたは最近誰かの前で泣きましたか?




    斗真




斗真の写メ日記一覧