勘違いSや自称S
これらとMのすれ違いや事故は
絶えません。
最近では目を疑うような猟奇的事件や
虐待、あるいはDVといったことがよく目にされます。
今回は何故そういったSが生まれてしまうのか、
に注目したいと思います。
元来、SとMがハッキリ別れる性交渉では
Sは自己の欲求を満たす事はありません。
Mの欲求に答え、Mを満たす行為を
するものだからです。
「SはServiceのS」という事は
かねがね申し上げて参りました。
では何故、自己の欲求を優先する
誤ったSが跋扈するようになったのか。
これには「性愛資本主義」が絡むと思われます。
性愛資本、つまりオナニー産業です。
産業として成功するにはターゲティングが必要不可欠なわけで、大多数のニーズに応えるものを作り出す必要があります。
「俺はモテて女に困らないよ」という人よりも、「ぜんぜん異性と交わる機会すらない」という人の方が圧倒的多数ですから、当然そこに着目します。
「ぜんぜん異性と交わる機会すらない」、いわゆる「非モテ」の人達に対して性愛資本は、異性にモテるように改善しろと促すのではなく、自分たちの提供する雑誌なり映像なりで性処理をしろと命じます。その方が儲かりますから。
しかしユーザーは得られる商品や情報に段々と慣れてきて刺激が足りなくなってくる。
そうするとアダルトメーカーは新しい刺激を提供せざるを得ず、どんどんと現実離れしたものが作られてしまいます。
こうして現実離れした歪んだ性的情報しか得られていないにも関わらず、それがさも正しい事として認識してしまった勘違い野郎共が、いざ本番になった時にやらかしてしまう訳です。
日本の性愛資本のやり方が間違ってるとは全く思いません。
しかし正しい情報をもう少し与えて欲しいな、とは思います。
現にアメリカの有名ポルノメーカーは10代に向けた性教育にもかなり力を入れてるようですから。
Mの求めることに最大限耳を傾け
Mのしたいことをしてあげる。
決して無理に拘束してレイプまがいのことをすることが
正しいSのあり方では無い。それは犯罪であり暴力だと
そういったことを正しく広めるべきだと思います。
雅もこういった形ではありますが性産業の端くれ。
自身も勘違いしていないかを常に省みつつ、自称Sの撲滅に力を入れて参りたいと思います。
雅
雅の写メ日記
-
産業(雅、久々に日記書くってよ)雅