僕はよく「綱渡りみたいな人生送ってるね」と言われます。
普通の人がしないような挑戦を次から次へとしているから、綱渡りみたいな人生に見えるみたいです。
綱渡り、いいじゃないですか。
今日は綱渡りについて考えてみましょう。
まずはサーカス団が披露するような通常の綱渡り。
綱渡りで大切なのは、バランスです。
一方に偏ると、バランスを崩して綱から落ちてしまいます。
重心が中央に来るよう手を横に広げて、体をうまく調整します。
手に長い棒を持ってバランスを取ることもあります。
綱渡りは、バランスが取れるからこそうまく歩けます。
では、人生の綱渡りを考えてみます。
人生で大きな対極的な感情を左右に置いてみましょう。
まずひとつは、「不安」です。
もし毎日が不安しかない人生だとする。
こうなると、遅かれ早かれ転落する未来が見えます。
綱渡り人生に例えて、不安だけの人生では、一方の綱に偏って落ちてしまいます。
その逆の存在こそ「期待」です。
期待と不安は対称の存在です。
生きていて大きな不安を感じたら、
それに負けないくらいの大きな期待を思い浮かべればいい。
そもそも、あなたの感じている不安は、本当に不安だけでしょうか。
その不安、不安だけではないはずです。
どういうことかというと、
どんな不安も、別の観点や視点から見ると、期待できるところがあるはずです。
たとえば、
受験や資格試験に不安があるなら、合格の期待を思い浮かべたらいいです。
落ちるかもしれない不安が生まれても、合格したときのさらに幸せに楽しくなる未来の生活を思い浮かべて期待するといいです。
合格したら、
新しい世界が見られる。
新しい仲間と出逢える。
新しい自分になれる。
そんなワクワクする未来を想像していたら、ウキウキして笑顔が止まらなくなります。
期待できることを考えれば考えるほど、人は瞳がキラキラ輝いてきます。
老後に不安を感じる人も多いです。
老後も期待できることはたくさんあります。
たとえば、
仕事を気にすることなく好きなだけ旅行ができます。
時間もたくさんあるので大好きな趣味にもとことん打ち込めます。
結婚していて子供や孫がいるなら、その成長を毎年楽しみにもできます。
そんな期待に目を向けることができれば、日々老いていくことでも楽しみになっていきます。
ここで僕がハッキリと断言します。
「どんな不安にも必ず期待できることがあります。」
大事なのは、想像力です。
どんなことにも期待できることを想像する。
そうできれば、間違いなく毎日ワクワク生きることができます。
期待と不安は表裏一体です。
不安はあっていいです。
ただし、不安と同じくらいの期待を持つことが大切です。
期待と不安の両方がある。
これがとても良いバランスです。
良い人生とは、
期待と不安の両方を持ちながら、自分の信じた道を歩んでいくこと。
それが、僕が大切にしている綱渡り人生です。
そんな人生で生きられるのも、今まで多くの人に支えてもらえて生きてこられたからです。
めちゃくちゃな挑戦をして、思いっきり痛い失敗をして、そんな絶望の時にこそ、心から手を差し伸べてくれた人が僕にはいました。
感謝してもしきれません。
そんな僕だからこそ、
今までも、今も、そしてこれからも。
あなたの力になれる僕でありたい。
いつもありがとう。
草野修二
草野 修二の写メ日記
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不安があっても、いいんだよ。草野 修二