僕たちはお客様に様々な我慢をさせている
「本当はお金を介さずに会いたい」
「本当は他の女性に会ってほしくない」
「本当は発信なんてしないでほしい」
中にはこの仕事をしている以上
どうしようもない事も沢山ある
しかし、
仮にどうしようもないことだとしても
向き合おうとする姿勢は大切だ
なぜなら女性は我慢することも嫌だけど
男性が理解しようとさえしてくれない事は
もっと嫌だと感じるからだ
そしてどんな綺麗事をいったって
僕達キャストが
お客様を傷つけてしまうシーンは多い
立場も性格も違うのだから
お客様がなぜ辛いのかを
理解できない時がある
そして仮に理解できたとしても
お客様の感じる苦しみに対して
何もできないことがある
そんな僕達だからこそ
分かったふりや、できるふりが
余計に女性を傷つけることを知るべきだろう
きっと僕を含めた多くのキャストが簡単に使う
「寄り添う」「向き合う」といった言葉は、
都合の悪い現実から逃げて
適当な解決策で誤魔化すことではない
分からない事は分からないなりに
できない事はできないなりに
相手の為に頭を使って
必死になってもがくことなのだろう
答えのないような問題だって
”どうしようもない”という一言で
簡単に終わらせたら駄目なんだ
柚木俊介の写メ日記
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どうしようもないこと柚木俊介