限界だった…
耐えきれなかった。
私に向けられた
言葉に
態度に…
鮮やかになったはずだった
心も今は
黒く…ただ
黒く
渦巻く。
所詮、お金としか
思われてないと
確信してしまった...
でもそれは当然のこと。
勝手に夢見た私は
あなたの重荷へと
堕落していた。
あんなに表情豊かで
あんなに眩しかったアナタを
こんな風に変えてしまったのは
アタシ...だよね？
泣いて、喚いて
グチャグチャになった私を見て
困ったアナタの顔
面倒くさくて
こんな私で。
産まれてきてごめんね…
もう...死にたい。
消えて無くなりたい。
でもそんな勇気も無い。
一人きりの家。
アスファルトに囲まれた
灯りもつけない
真っ黒な暗闇のこの部屋で
ただ、啜り泣く…
忘れたくて
何も考えたくなくて
上書きして欲しくて
何人も…何人も…
顔すら覚えてない人達
ただ、仕事として
こなされて…
上部の言葉。
惨めになる。
心がすり減る
楽しかった
あの色鮮やかな時間だけが
鮮明に蘇る。
もう…疲れた。
終わりにしよう。
もう何もかも
無くして
心を殺そう…
始めてこの世界を知って一年。
もうあの人を忘れることも
消せる人も
あの日に戻る事も
前に進める日も
もう来ない…
またモノクロになりかけ
瞼を閉じた小雨の昼下がり
届いた"君"からの
一通のDM…
もう何も
誰にも
期待なんてしない。
何も求めない。
下らない…
そんな思いで
そっと
画面を開き…
西島 勝利の写メ日記
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堕落…西島 勝利
