こんにちは、ステラグループ福岡の一ノ瀬るいです。
今回のテーマは『言われた事をやる』というテーマです。
言われた事を忠実に行うこと。
果たして、これはセラピストとして、どう評価されるのでしょうか。
例えば、『イチャイチャは苦手だからやめてほしい』と要望されたとします。
これを言われた通りにイチャイチャなしで貫き通すセラピストはどう評価をされますか？
悪い評価はされないでしょう。
ちゃんと要望通りにしてくれた、と認識をされるでしょう。
でも僕は、それだけでは駄目だと断言します。
なぜなら、新しい発見を探ること、気付かせてあげる技術、がセラピストに必要だと思うからです。
『イチャイチャなしで』と言われて本当にイチャイチャなしで終わった場合、
恐らく、そのセラピストさんは良い評価を得れますが、リピートの可能性は低いでしょう。
そして、ユーザーさんはこう思うでしょう。
『顔も好みだったし、良い人だったんだけど何か違うんだよなぁ』
『楽しかったし、性感も気持ち良かったんだけど、何かが足りない気がする』
同じことを感じた事がある人も、実は多いのでは？
それって何が足りなかったのでしょう。
答えることが出来ますか？
なんとなくでしか、答えれないのではないかと思います。
それが何なのかを探って、気付かせてあげるのがセラピストだ、という事が言いたいのです。
では、『イチャイチャなしで』と言われたらどうするのか。
例えば、性感中に腕を握っていた手を、手の平に移動させて、さり気ないタイミングで恋人繋ぎにスイッチしたりして様子を見ます。
なぜ、こんな事をするのか。それは、
イチャイチャなし=何か理由があってしたくないと思っている。本当にしたくないというのが本心ではないかもしれない。
それに加えて″気持ちは揺れ動くもの″だからです。
『あれ、イチャイチャなしって言ってたけど気付いたら恋人繋ぎしちゃってた』
こうやって様子を見たり、気持ちを探ったりもします。
そうする事で、
″あれ、私って実はイチャイチャするの嫌いじゃないかも″
″この人になら甘えることが出来るかもしれない″
と、気付く可能性を秘めていると思うのです。
もちろん、イチャイチャなしとの要望なので、いきなり腕を広げて、「おいで」なんて言ったりはしないし
頭を撫でたり、いきなりキスをするような事はありません。
大事なのは、
イチャイチャなし=イチャイチャしたくない
と決めつけないこと。
言われた事だけをやらないということ。
″知らない自分″を見つける為に、容易に選択肢を潰さないこと。
『玩具は恐いから使いたくない』
と言われて、本当に玩具なしでいきますか？
それとも、
『気持ち良くて痛くない玩具もあるから、もし使いたい気分になってきたら言ってね』
と伝えて、性感中、声に出さなくてもよい、手の届く場所に玩具を並べておく、のではどちらがいいでしょう。
『恥ずかしいからお風呂は別が良い』
と言われて、本当に別々にお風呂に入ってしまいますか？
それとも、性感終了後に
『それじゃあ、お風呂いこっか』
と言って手を差し伸べるのでは、どちらがいいですか？
もしかすると、たったその一言で、
″一緒に入ってみようかな″
という気持ちに気付く事が出来るかもしれないですよね？
もし、本当に入りたくないと感じているのであれば、
「お風呂は別々に…」
と言われるはずなので、
『そういえば、そうだったね！ごめんごめん』
と言って、別々に入ればよいだけのお話。
変な空気になる事もなく、凄く自然ですよね。
いくつかの例を上げましたが、どちらが良いかは一目瞭然ですね。
言われた事をしっかりこなすのも、もちろん良い事です。
ですが、それだけで良ければ正直どのセラピストさんでも変わらない気がします。
こういった事を
″気付かせてあげる″
ことが出来る方が、真のセラピストではないでしょうか。
あなたの知らない知識、感情、世界。
まだまだ無限に広がるかもしれません。
僕と一緒に、まだ見ぬ自分を見つけに行きましょう。
from. ステラグループ福岡 一ノ瀬るい
Twitter @stellagroup_rui
RUI ルイの写メ日記
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言われた事をやるだけじゃ。RUI ルイ
