【【福島滞在記 Ep1】甘い物は僕から切っても切れぬ物だから太る太らない以前に共に生きることを決まったって話?】- 優李(浜松萬天堂)- 性感マッサージ

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優李の写メ日記

  • 【福島滞在記 Ep1】甘い物は僕から切っても切れぬ物だから太る太らない以前に共に生きることを決まったって話?
    優李
    【福島滞在記 Ep1】甘い物は僕から切っても切れぬ物だから太る太らない以前に共に生きることを決まったって話?

    今日は仕事が休みになり久々の休日だ。でも今日という1日を充実させる為に僕の中でやる事が決まっていた。



    最近少しサボりがちだった筋トレをしなくてはという気持ちで燃え上がっていた。



     



    朝、ヨーグルトにバナナを加えハチミツをかける。海外の朝食の様なオサレ感を纏い小洒落て食べる。



    良い、順調だ。



    さて、次は部屋の掃除だ。掃除機をかけ隅々まで綺麗にし、フローリングの部分も拭き掃除。そして洗濯物が洗い終わるのを待つ。



    良い、すごく順調だ。



    物事が良いリズムで進んでいる。洗濯物を干し終えて窓の方を見ると、降っていた雨も止み、流れる雲の隙間から日差しが覗いていた。いい天気だ、さてランニングしに行くか!そう思っていると電話が鳴る。上司からだ。



     



    上「おう!何してる?飯食いに行かないか?」



    ゆ「あっ、えっとぉ〜、行きます。」



    行っちゃった。着いて行っちゃった。いや、だが修正はまだ効く、大丈夫だ。控えめに摂取すれば問題は無…い……。



    ゆ「ラーメン大盛りと炙りチャーシュー丼一つお願いします!」



     



    ぐあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ー!!!!



     



    美味しそうなメニューに釣られて、全然控えめに出来なかった…このままでは、今日の筋トレダイエットプランに支障が出てしまう…



    静まれ!食欲!!!!堪えて!食欲!!!!



    ラーメンとチャーシュー丼をしっかり美味しく頂き、お店を出て帰る途中に上司があるものを見つけてしまう。



     



    上「おっ!生どら焼き屋だって!どうする??」



    ゆ「は!?ぐぬぬぬ……いっきまぁぁぁぁす♡」



     



    急に現れた甘い誘惑に僕は耐えられなかった…



    だって甘党なんだぜ?餡子大好きなんだぜ?無理だぜぇ…



    『生どら焼き、三種生どら焼き、どら焼きの皮』をひとつずつ注文して持ち帰った。



    よくよく考えたら生って事は今日中に食わなきゃいけないのよね。どら焼きの皮以外は2つ食べなくてはならない…なんて事だ…。これでは今日の筋トレダイエットの意味をなさない。だが、手に取った生どら焼きを見て幸福感に包まれる。あぁ、僕はやはり甘党なのだと悟る。筋トレダイエットと甘党の食欲の葛藤の中、僕の頭の中で映像が流れ出す…。



     



     



    アタオカ‍♂️「あの子を解きはなて!あの子は甘党だぞ!」



    どこか見た事ある青年が聞いたことあるようなセリフを、これまたどこかで見た事ある白いデカ狼に問いかける。そうだ!僕は甘党だぁぁぁ!!!!



     



    モロ「だまれ、小僧!おまえにあの子の不幸がいやせるのか。筋トレダイエットを決めた人間がわが身の甘さを逃れるために頑張ろとしてる赤子がユウリだ…!」



    お母ちゃん…そうだ、僕は筋トレダイエットを決めたんだ。こんな所で挫けてはいけない!!



     



    モロ「人間にもなれずムキムキにもなりきれぬ哀れで醜い残念な我が子だ!おまえにユウリを救えるか!?」



    あ、あれ?鼓舞してくれてると思ったら、残念な我が子ってディスられてる?哀れだと思われてるのアチキ!?



    モロの問いに対し、青年は力強く言い放った。



     



    アタオカ‍♂️「わからぬ!!!!!」



    いや、わかんねぇのかよぉぉぉ!!!!!!!



    続けて青年は何かを悟ったかの様に喋り出した。



     



    アタオカ‍♂️「……わからぬ!!!!」 



    てんめえぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!!!



    僕は叫びながら青年にドロップキックをかます。勢いよく倒れた青年に馬乗りになり、首根っこを掴んで、これでもかとブンブン回した。てめぇ、そこは何かしらいいセリフを言うところだろぉぉぉ!!!しかも一旦溜め作って、いかにも良いこと言いますみたいな空気だして、出した答えが「わからぬ!」なんて俺がもうわけわかんないわぁぁぁ!!!などと怒りを爆発していると、青年が答える。



     



    アタオカ‍♂️「だってパーソナルトレーナーじゃないから…」



    ゆ「あ…ごめん。」



     



    そうだよな、パーソナルトレーナーでもない限り僕をムキムキになんて出来やしないよな。ドロップキックなんかしてごめんな。青年から降りて、手を差し伸べる。そして僕は思うのだった。筋トレダイエットは体型を維持する為に、もちろん大事だ。でも自分の好きな甘い物を我慢して、好きを取り上げるのは逆にメンタルに良くないのではと。なら、筋トレダイエットも甘い物も一緒に継続してけばいいじゃないか!!



    そして、僕は青年に言うのだった。



     



     



    「共に生きよう。」



     

     





     



    自分の中で答えが見つかった瞬間だった。



    そして青年と握手を交わす。



    甘党だっていいじゃない人間だもの、筋トレダイエットもサボらず継続して行くんだ!



    そう心に決めて、共に歩き出した時だった。あることに気がつく。



     



    ゆ「あっ!お前よく見たらアシタカじゃなくてアタオカじゃねぇぇぇか!!!騙されたァァァァ!!!」



     



     



    -------------プツンッ------------



     



    頭の中の映像が途切れる。



    こうして僕は、筋肉ダイエットと甘党と



    『共に生きる』



    そう決めたのだった。



    さぁ、気持ちを切り替えて、どら焼きを食べたらランニングにでも行こう!!



    清々しい気持ちの中、どら焼きを手に取り頬張る。美味しい…!口の中に程よい餡の甘さが広がる、クリームも控えめな甘さで互いに甘さの調和をしているかの様だ!どら焼きの美味しいさに、コダマの様にカタカタと震えていると、扉が鳴る。



     



    コンコン!



    社長「おう!大福買ってきたからたべな!」



    ゆ「あっ……はい」



     



    この後僕はどら焼き2つと大福を4つ食べて眠るのであった。共に生きるってむずかちぃ



     



     



    【ー 完 ー】



     



     



    静岡から福島に来てから、もう3ヶ月位経ちますが、何の挨拶もしてなかったので日記でのご挨拶と言うことで、福島の皆さんこんにちは



    甘い物にめっぽう弱いですが、こんな優李(ゆうり)をよろしくです✨(風呂上がりに髪が長いのでバンドしたら、垂れ耳みたいになった写真を添えて)



     



     



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