みゆうの写メ日記

みゆうです。









「なかなか会えないから、声が聴きたい」

「動いてる君を見ていたい」





そう言ってくれる君の気持ちが、僕はとても嬉しくて。

だから、ツイキャスの準備をする指先も

どこかいつもより丁寧になる。





だけど

配信中、ふと他の女性の名前を読んだ瞬間

コメント欄に並ぶ君のちょっと拗ねた言葉。





「他の子にもそんな声出すんだ」

「ねえ、見てるのこっちなんだけど？」





そういう一言に、ふふって笑いながら

僕の心の中はずっと君でいっぱいになる。





だってさ

そんなふうに嫉妬してくれるってことは、

僕の「特別」でいたいって思ってくれてる証拠でしょう？





僕も君の特別でいたい。





配信は誰にでも開かれてるけど

その中でちゃんと「君のための言葉」を探してる僕がいる。

君のことだけを思って照れながら甘えてる僕も

間違いなくそこにいる。





直接会えなくても

声も、仕草も、視線も

ちゃんと君に届けてるからね。





君の焼きもちさえも、愛おしくてたまらない。

ねえ、今日は何回君の名前を呼べるかな？