みゆうです。
今日から6月。
雨が街を湿らせて、空気さえも少し重たくなるこの季節。
でもその重さがかえって、僕は好きなんです。
だって、身体と心の距離が
いつもより自然に近づくから。
部屋の窓を打つ雨音をBGMに
ふたりきりの空間が少しずつ熱を帯びていく。
湿った空気のなか
指先が触れるだけでも敏感に感じてしまうのは気のせいじゃない。
首筋にかかる髪をそっとかき上げると
そこに流れる汗じゃない雫に
僕の唇が触れる。
ゆっくりと。
焦らずにでも確かに深く。
6月って、ちょっとずるい。
曇り空の下で、ふたりの欲望がくっきり浮かび上がってしまうから。
触れたい理由が
抱きしめたい言い訳が
この季節にはたくさん転がってる。
今日、君はどんな気持ちで6月を迎えた?
もし少しだけ甘く乱されたい気分なら
このジメッとした空気ごと僕に預けてみて。
雨音と君の吐息が重なる夜に会えたらいいね。
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みゆうの写メ日記
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6月、2人の距離みゆう