みゆうです。ポエムシリーズ
君と過ごしたあの時間が
ふわふわと、現実味のないまま胸の奥に残っている。
手を伸ばせば触れられそうで
でも、指先は空をすくうばかり。
朝、目を覚ましたとき
隣に君の面影がなくて
「ああ、やっぱり夢だったのかな」って
少しだけ寂しくなった。
だけど夢なら
どうしてこんなに、あたたかくて切ないんだろう。
確かにあった気がする。
君の声も、笑顔も、手のぬくもりも。
もしあれが夢だったとしても
僕の心にはちゃんと残ってるから
それだけでもよかったのかもしれないね。
君に会いたくなる夜ほど
あの時間の輪郭が、優しく浮かんでくる。
みゆうの写メ日記
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夢のようなみゆう