みゆうです。解釈シリーズ
誰しもが同じような価値観で生きているこの世界では
たまたま出会い過ごした人同士で手を取り合って過ごしている。
そこに紛れ込んでしまった僕たちは、彼らとは価値観が違うけれども
同族のごとく擬態して過ごしているんだ。
その世界では喜怒哀楽のタイミングが完璧に決まっているから
彼らの決めたシナリオ通り進めなくてはいけないんだ。
例え自分達しかいない食卓であっても。
実の家族にさえ本音を隠しているこの状況
本当にここは僕の家なのか。
彼らに気付かれぬようSOSを出そうにも
喉から先まで出ていかない。
それを繰り返す日々だから僕のストレスは限界に近いんだ。
もし仮に僕がへまをしてこの世界から追い出されそうになったときには
どうしようもない僕だけど一緒にいてほしい。
どれだけ叩かれても貶されても全部耐えて君を守るから。
もし僕が世間と同じ価値観だったらなにも問題はなかった。
たまたま不一致があっただけでこの理不尽。
どうか叶うなら右も左も関係ない世界にしてくれないか。
どんな価値観でもいいじゃないか
一日中雨が降る日だってあっていい
雷だって悪いものじゃない。
そう願いながら仮面を被る日々が始まる。
そうして世界は今日も仮初めのまま廻っていく。
>
みゆうの写メ日記
-
ミックスナッツみゆう