大樹の写メ日記

2025/5/30 雨の中の葛藤





朝、4:00目覚めると雨の音。



「今日は雨か、みんながどんよりする気分になる、だから自分はあえて空元気に。」なんて思いながら、コーヒーを淹れる。



俺のインスタントコーヒーは日も経ってるせいかストイックすぎて、苦味しか残らない。



そんな中、こんな朝早くから１つのDM。



「雨の日って、寂しいよね...」とメッセージ。



これって、恋しくなった彼女に、



→求められてるのは俺自身か？



→俺の指先のスキルか？



そこは判断はしない。それがプロ。





人には見せない弱みを、俺に打ち明けてくれる。



涙を拭くことが唯一認められているのかな。



それを感じながらDMのラリーをする。



文を打ちながら、朝ごはん何を食べようかな？って少し考えてしまった...





プロだけど、空腹には勝てない。





その後、ふとコンビニに寄った。プロテインが切れていたのでそれを買いに...





濡れた靴で入った瞬間、ツルッと少し滑って、ちょっとだけ膝が泣いた。



彼女の涙を拭けても自分の膝の涙は拭けないのか..



なーんて少し笑えた。



家に帰ってコールドシャワーを浴びて、鏡を見ると、前髪が斜め45度に割れていた。



もしかしてこの前髪の緩さが俺の少しだけドジでかわいい部分なのかな？



そう思ったら、ちょっと笑えた。【ちょっと笑いすぎ】



たまには、濡れてもいいのかもしれない。



でも、せめて滑らないようにしないとね。



心が濡れるのは、許しても、靴下は雨でびしょ濡れだった...



朝からこんな事考えてる自分が...怖い



大樹