もうすぐ日が昇り始めるけど、まだ真っ暗な時間。
1人家を出て歩く。
夜に怯えないようにがむしゃらに、
ただひたすら歩く。
少し日が昇り始めた頃、前から歩いてくる老夫婦。
別に挨拶はしない。
でも、その姿を見ただけで少し安心する。
僕以外にもこの世界には生きてる人がいるんだって。
社会に居場所が無かったあの頃。
夜が怖かったあの頃。
1人が怖かった頃。
真っ暗な僕をあなた達が照らしてくれました。
あの頃の僕がいたから、今の僕がいると信じてる。
無駄なことなんて何一つない。
遠回りでも行き先は同じ。
その分色々な景色が見れる。
今日もその道を歩いていく。
過去の僕へ
行ってらっしゃい。
天の写メ日記
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少し昔の話天