「女風は私にとって…」
「承認」
そう答えた人が一番多かった
これは、今の社会を象徴する結果なのかもしれない
仕事では成果を求められ、
家では役割を果たすことが当たり前
誰かに褒められることは減り、
やがて「認められたい」と思うことすら忘れてしまう。
でも、人は本能的に承認を求めている
「私はここにいていいんだ」
と感じられる瞬間がなければ
心は少しずつ乾いていく
セラピストとして、カウンセラーとして、
常に意識していることがある
それは—— 傾聴と承認だ
「傾聴」 は、ただ耳で聞くことではない
「この人はちゃんと聴いてくれてる」
そう思ってもらえることが、本当の傾聴だ
アイコンタクト、あいづち、頷き、繰り返し、ペーシング…
技術がなければ、心の声を受け止めることはできない。
そして、もう一つ大切なのが「承認」
「褒めるのって大切だよね!」
そう言うだけの上司は
何もわかっていない
承認とは、ただ相手を褒めることではなく、
もっと深く、複雑なものだ
—— 承認には5つの種類がある ——
① 存在承認:「○○さんと一緒にいるだけで嬉しいよ」
→ そこにいるだけで価値があると伝える言葉。
② 意識承認:「○○さんの気遣いに、いつも助けられてるよ」
→ その人の考え方や想いに寄り添う。
③ 行動承認:「今日のためにオシャレしてくれたんだね!」
→ 何かをしてくれたこと自体を肯定する。
④ プロセス承認:「色々試して頑張ってるの、ちゃんと伝わってるよ」
→ 結果よりも、その過程に目を向ける。
⑤ 結果承認:「可愛いね」「素敵だよ」
→ 目に見える成果や結果を認める。
「可愛いね」と言われるのは嬉しい。
でも、ただ結果だけを評価されるのではなく、
そこに至るまでの想いや努力、存在そのものを
認めてもらえたとき、人は本当の意味で満たされる。
女風は、ただの遊びではない
「承認されたい」
そう思う心に気づいた人だけが、
その意味を知る場所なのかもしれない
明の写メ日記
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女風は私にとって承認明