「リピピ、作らないんです」
彼女はそう言って、笑っていた。
「毎回違う人を選んじゃうんですよね。飽きっぽいのかも」
けれど、その瞳にはどこか迷いがあった。
「それって悪いことなのかな」
そう問いかけるような、不安の色。
「新しいものに惹かれるのは、悪いことじゃないよ」
そう答えると、彼女は少し驚いたようだった。
「もしかしたら、○○さんは新奇性が高いかもしれないね。新しい事やモノは試したいって気質なんだけどどうだろう?」
彼女は「当てはまります!」と驚いた様子だった
"新奇性"という新しいものが好きだったり
好奇心旺盛なのは遺伝子レベルで決まっていると
言われている。
「それは”○○さんの個性なので、誰かと比べる必要はないですよ」
“リピートする”のが心地いい人もいれば、“選ぶ楽しさ”を求める人もいる。
「○○さんが、生きたい人生を選択すればいいんじゃない?」
その瞬間、彼女の表情がふっと和らいだ。
「…そっか。そうですよね」
スッキリしたように微笑む彼女を見て、私もなんだかスッキリした
気持ちになった。
明の写メ日記
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女風は私にとって刺激明