「イクこと、あまりないんです」
そう呟いた彼女の瞳には、期待の中にどこか不安が滲んでいた
ゆっくり、じっくり、感じてみて
最初は、触れるか触れないか
舌全体でホントに繊細なタッチで、そっとなぞる
ゆっくりゆっくり、唾液の膜だけで触れていくような感覚
ふっと小さな息を漏らす、その瞬間を見逃さない。
敏感になってきたら、少しずつ触れる面積を増やす
それでも焦らず、一定のリズムで
下全体を当てていくことで
じわじわと熱を引き出していく
息遣いが変わり、身体がわずかに震えている
彼女の反応に確信を得る
大きくなってきたら、少しずつ刺激を加える
ゆっくり、でも確実に
逃げ場を与えず、ただ感じることに没頭させる
最後は、吸いつきながら絶頂へ
耐えきれない快楽に、声が震える
押し寄せる波の中で、彼女は自分の身体を預けることしかできなくなる
「10回以上、イキました」
熱に潤んだ瞳でそう囁かれて、抱き寄せてくれた
その瞬間、
自分の中にも静かな満足感が広がっていた
明の写メ日記
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幸せの瞬間「イク」明