セラピストとして施術に集中していると、自然と感じ取れる瞬間があります。少しずつ高揚していく表情、ガマンしていた声がふと漏れる瞬間、脚に力が入り腰が浮いてしまうような動き――。
その一つひとつが、相手にとってどれだけ深いリラックスと解放の証なのかを教えてくれるようで、こちらも胸が高鳴ります。
たまらない感情に包まれながら、これこそがセラピストとしての醍醐味なのだと感じます。この仕事を選んで本当に良かったと思える至福の時間。相手の方
の心と体がほぐれていく様子を間近で感じることができるのは、何よりの喜びです。
