最近、ふと気づいたことがあります。僕がしているセラピストとしての「カウンセリング」と、心理カウンセラーの「カウンセリング」は、実は少し性質が違うのではないかと。
心理カウンセラーのカウンセリングは、心の深い部分にアプローチし、悩みや問題の原因を探り、解決への糸口を一緒に考えるイメージです。専門的な知識やスキルが必要で、そこには「問題解決のための対話」が中心にありますよね。
一方で、セラピストとしてのカウンセリングは、もう少し「ヒアリング」に近いものかもしれません。
お客様がその時抱えている欲求や体が欲している事を伺いながら、「今」にフォーカスして、リラクゼーションや癒しを提供することが目的です。深い分析やアプローチをするというよりも、まずは「話を聞いて、心身を整える」ことを重視しています。
お客様にとってのセラピストは、気軽に思いを吐き出せる「居場所」のような存在であればいいなと思っています。何気ない会話や、ふとした一言が癒しのきっかけになることもありますよね。だからこそ、僕自身は「聞き役」でいることを大切にしています。
もちろん、心理カウンセラーのカウンセリングも素晴らしいし、深い心の癒しをもたらします。でも、セラピストのカウンセリングは、もっとシンプルに「その人の今」をサポートするものなんじゃないかと感じています。
体の声を聞きながら、心も少し軽くなる――そんなセラピストの在り方を目指して、これからも丁寧に向き合っていきたいと思います。
読んでくれてありがとう。
今日も、少しでも穏やかな1日になりますように。
明の写メ日記
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カウンセリングの違い明