「オキシトシン」というホルモンをご存じですか?
別名「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」とも呼ばれ、スキンシップや人との触れ合いによって分泌される物質です。オキシトシンは、心の安定や幸福感の向上に大きく関与し、ストレスを和らげる効果もあると言われています。
私の施術では、このオキシトシンの力を最大限に活用することを目指し、肌と肌が触れる回数や密着感に特にこだわっています。触れる回数が多いほど、体はリズムを覚え、より深いリラクゼーション状態に入ると言われています。また、密着することで生まれる安心感が、心の緊張を解きほぐす大きな役割を果たします。
施術中の心地よいタッチや、優しく包み込むようなリズムは、体の疲れを癒すだけでなく、心を解放する時間でもあります。特に、人とのふれあいに飢えている方や、日常的にストレスを抱える方には、触れるという行為が深い安心感を与えることがあります。
オキシトシンが分泌されると、私たちの心と体は自然とリラックスし、緊張や不安が和らぎます。その結果、施術後に「心まで軽くなった気がします」とおっしゃる方も多いです。肌と肌が触れるその瞬間、体温や圧力の微細な変化が体に伝わり、心地よさがダイレクトに脳へ届くのです。
このホルモンはただ触れるだけでなく、信頼や安心感をともなうコミュニケーションの中でも活性化されます。だからこそ、施術中の空間作りやお客様との対話も大切にしています。触れる回数を意識するのも、そうした「体が感じる安心感」を最大化するためです。
触れることで癒される。そんな不思議な力を信じながら、施術を通じて心の奥にある疲れもほぐしていきたいと思っています。オキシトシンがもたらす幸福感が、皆さんの生活に少しでもプラスになりますように。
明の写メ日記
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オキシトシンと幸せな施術明