親愛なる皆様、真島(ましま)です
「学び」というものは本来、自分で自分を開拓していくような知的興奮と悦びに満ちたもの
そうした学びの楽しさは、ただの暗記や一過性の思考法によってではなく、自分が気になる事柄を「自分の頭で考える」ことで体感できる
「学ぶ悦び」を感じているときは、自分の心のなかに知的空間があり、その空間を広げていくようなイメージがある
自分の領土が増えていくとでもいうのでしょうか
別に戦争や競争をして領土を増やすわけではなく、単に自分で開拓することでどんどん自分だけの領土が増えていく感じ
そして、その過程で拡大していた領土が遠くにある別の領土とつながっていることを発見すると、さらに楽しくなっていく
つまり、知的空間そのものに4次元的な広がりがあるわけです
このような種類の学びは、別に資格取得やキャリアアップに直結するわけではなく、「結局のところ、なんの役に立つのか?」と問われると説明しづらいもの
しかし、多様な人たちとコミュニケーションするときに、その知的空間の広さはかなり活きてくる
たとえば、ほかの人とは異なる角度から考えを述べたり、特定分野の知識だけでは考えつかないような意見を提示できたりする
そのような教養の厚みというものは、まさに「知的空間の広さ」でしょう
ただ、最近は問題の解決策として、フォーマット化された画一的な方法を提示することのほうが流行っている
論理的に思考するためにロジックツリーをつくったり、四角や三角の図で表現したり、アイデアを出すためにとにかくなんでも書き出したり
このような方法は、一見合理的かつ効率的で正しいように見えるが、真島は「本当にそれだけでいいのか?」と、ちょっと引いてしまう
たしかに一手先の問題は解決できるかもしれないが、五手先には負ける手だというのが透けて見えてしまうと、とても残念な気持ちになる
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真島拓実の写メ日記
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知的空間の広さ真島拓実