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santuario OSAKAの燕真(えんしん)です。
西日本では梅雨が明け本格的に夏がやって来ましたね。
今からが本番の夏ってことですが、
夏をテーマにしたこんな俳句を皆さん知っていますか?
「おそるべき 君等の乳房 夏来る」
(おそるべき きみらのちぶさ なつきたる)
この句の作者は「西東三鬼」さんです。
昭和初期に活躍した俳人で、本業は歯科医師で俳句を30代から趣味として詠み始めた方です。
この句をはじめて読んだとき、
なんだかドキッとしませんでしたか?
でも、不思議といやらしさはなくて、
ただただ、「ああ、夏が来るな」って感じたんです。
薄着になって、肌がふと目に入るこの季節。
女性らしい柔らかさや、しなやかさが、
何気ないしぐさの中に見え隠れして、
そこにハッとさせられる瞬間がありますね。
作者も
「薄いブラウスに盛り上がった豊かな乳房は、見まいと思っても見ないで居られない。彼女等はそれを知っていて誇示する。彼女等は知らなくても万物の創始者が誇示せしめる」
と言っているみたいで女性に対してハッとさせられていたみたいですね!笑
夏って、単に暑いだけじゃなく、
人の感覚を解放する季節なんだなって、毎年実感します。
それは視覚的なこともあれば、空気感や匂いもそうだし、
ふとした瞬間の出会いや、誰かの笑顔ひとつにも、妙に心が動いてしまう時もあります。
夏は、心も身体も少し大胆になる季節。
そんな季節に、少しだけ自分をゆるめて、
俺とぬくもりを分け合えたら嬉しいですね。
santuario OSAKA 燕真
燕真の写メ日記
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おそるべき 君等の乳房 夏来る燕真