駅のホームで、ひとりで電車を撮ってる男の子を見た。
無茶な撮り鉄とかじゃなくて、静かで礼儀正しい子。
お目当ての電車が来るときだけ前に出て、あとはホームの隅っこでカメラを触ってた。
撮った写真を見返してたんか、次の電車を調べてたんか…
なんとなく想像しながら、ぼーっと見てた。
今日、30℃超えの快晴。
きっと彼は、こんな暑さの中でもずっとここで撮り続けるんやろな。
それが苦にならんくらい、好きってすごい。
夢中の時間って、きっと一瞬やねん。
あの子は、どんな顔して1日を終えるんやろ?
どんな満足感を抱えて、帰っていくんやろ?
俺は仕事以外で、そこまで熱中できるもんって今はないな。
でも、ジャンル関係なく、ああやって夢中になれる何かがあるのって、やっぱり羨ましいなと思った。
焦らんでいいけど、
いつか出会いたいな。
俺だけの、夢中になれるなにか。
天の写メ日記
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なんでやろ、ちょっと胸があつくなった。天