たまに言われる『気持ちよかったです』より、
『なんか自分でも知らんかったとこが、気持ちよかったです』の方が、ちょっと嬉しい。
セラピストって、“快感を与える仕事”やと思われがちやけど、
ほんまは、“快感に気づかせる仕事”やと思ってる。
身体ってな、おもろいくらい無意識でできてるから、
触ってみるまで本人も気づいてない場所って、けっこうある。
むしろ『ここが性感帯です』って自信満々な人のほうが、
いざ触ったら『……あれ?』ってなることもある。あれ、かわいい。
気持ちよさって、押しつけるもんちゃうしな。
そっと照らして『え、そこなん?』って気づいてもらうくらいがちょうど良い。
『気持ちよかった』って言われるのもありがたいけど、
俺の場合は、『なんか知らんけど、膝がめっちゃ良かった!』とか言われたら…
はい、にやけます。
気づいたら、心の中で赤飯炊いてました。
膝で。よう炊けてました。
天の写メ日記
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にやけの正体、膝でした。天