永士の写メ日記

子どものころ、
夏休みは時間が無限にある季節やった。
昼寝しても、走り回っても、
宿題が終わらへんくても、
なんか許されてる感じがあった。
「大丈夫、夏休みやから」みたいな不思議な安心。

でも大人になると、
夏はただの暑い平日になる。

だから、
大人にこそ夏休みが必要なんかもしれへん。

海に行かなくてもいい。
花火を見なくてもいい。
ベランダで麦茶を飲むだけでも、
夕立の匂いを感じるだけでも。

大人の夏休みは、
誰かに話すほどドラマチックじゃなくていい。
あの頃みたいに
何もせんでも許される日が
大人にもちょっとぐらいあってもええと思う。



santuario OSAKA 永士