歌舞伎町は
ネオンがまぶしくて
風俗の看板が乱立してて
歩く人たちはみんな
何かしらの役を演じてるみたい。
ネオンがまぶしい歌舞伎町。
泣きながらホストに電話する女の子。
小銭をはたいて「好きだよ」と言うサラリーマン。
一夜限りのセリフを吐いて、
すぐに忘れてしまう。
それがこの街の正しい過ごし方なんかな。
恋をしているフリの人たちが行き交うこの街で、
たまに本当の気持ちがこぼれる。
ふと外に出たら
雨に濡れたアスファルトが
街灯の光を反射してる。
この街の寂しさは笑えるくらい派手。
そんなところがちょっと好き。
santuario OSAKA 永士
永士の写メ日記
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【夢見がちなこの街】永士