永士の写メ日記

飛行機に乗って
ふと窓の外を見ると
なんだか不思議な気持ちになる。

雲が広がって綿あめみたいやし
街はジオラマみたいに
小さな世界になってる。

あの中に自分の家もあるんや。
チャリンコこいでる人、
犬の散歩してる人、
どこかに急いでる車。
普段、地面で生きてる時には気づかへん
「日常」が
上から見ると少し見え方が変わる。

地上では「今日もしんどいな」と
思ったりするけど
空から見るといろんなことがちっぽけに思えてくる。
不思議。
わくわくして気分が上がってるからやろか。

飛行機ってただの移動手段じゃない。
たまには上から日常を見下ろして
「自分もこの景色の一部なんやな」って
感じる時間、めっちゃ大事やと思う。

それが非日常の旅への入り口。



santuario OSAKA 永士