心に傷を負っていた人がいた
その人はあるアーティストが好きだった
苦しい時はそのアーティストの歌声に勇気をもらっていた
もちろん近くても遠くてもそのアーティストのライブには通っていた
ある日その人がライブに行った時
会場は以外とこじんまりしており
席は2回席の一番前
ステージから伸びる花道がその人の目の前に伸びていた
ライブがはじまり何曲かすぎたあたり
そのアーティストが花道を歌いながら近づいてきた
憧れのアーティスト
すぐ目の前
大声で名前を呼び、手をしっかり伸ばした
そのアーティストは笑顔を見せて
まさかのハイタッチ
願いが叶った瞬間だった
RUKAの写メ日記
-
手と手が触れ合った瞬間RUKA