夜行バス明けの朝、突然告げられた別れ
思えばこれまでも予兆は幾度となくあった
出会いは昨年の夏
僕の一方的な一目惚れだった
それでも君は嫌な顔ひとつせず、僕を受け入れてくれた
いつも一緒、とは言えなかったかもしれないが、僕が一緒にいたいときは必ずいてくれた
僕が寂しがらないように
目を覚ましたときに、不意に姿を消すことが何度かあったね
何事も無かったかのように帰ってきてくれてたけど、今思えばもっと大切にすべきだったと、今になって気付く
いや、こうならないと気付けなかったんだろう
また、明日になれば何事もなかったかのように帰って来てくれないだろうか
君の半身を置いていってくれたことに、どうしてもわずかな期待をしてしまう
「私のことなんて忘れて、さっさと次にいけばいいよ」
多分君はそう言うんだろう
思い出と半身を置いていって、到底忘れさせてくれる気なんてないくせに
『いつも一緒 何をするにでもアイツだった』
あの曲のフレーズが耳に残ってる
本当に今日までありがとう
俺の左イヤホン
(右はあんねん、、、)
九十九の写メ日記
-
別れは突然に九十九