心の中には、誰もが持つ音色があると感じてる。
静かな朝の光のように、やさしく響く音色。それは、誰かの笑顔を思い出すときの温かさに似ている。ふわりとした風に揺れる木の葉の音のように、穏やかで、心を包み込んでくれる。
でも、時には激しい音色もある。
嵐のように心を揺さぶる音。怒りや悲しみが渦巻く中で、心の中で鳴り響く。その音は、時に痛みを伴いながらも、心の奥底から湧き上がるもの。
そして、あるときは、静寂の中に響く音色。
何もない空間に、ただ自分の息遣いだけが響く。その音色は、心の中で自分と向き合う時間。何も言葉にしなくても、ただ感じるだけで心が満たされていく。
心の音色は、どれも大切なもの。
やさしい音色も、激しい音色も、静寂の音色も、すべてが自分の一部。それらが重なり合って、今の自分を形作っている。
だから、どんな音色も否定せず、受け入れていきたい。
心の中で鳴り響く音を、ただ感じて、共に生きていく。それが、私の心の音色だから。
恭介の写メ日記
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心の音色恭介