これはドーナツを食べたいのに何故こんなにも食べられないんだろうという物語である。
朝、目が覚めた瞬間、無意識に「今日は絶対にドーナツを食べるぞ!」と心に決めていた。ドーナツの甘さとふわっとした食感が恋しくてたまらない。今日は、ゆっくりと美味しいドーナツを堪能するんだ!と思いながら、準備をして出かけた。
しかしミスタードーナツに到着した瞬間、次の障害が。なんと、店の前に長蛇の列ができていた!「まさか、こんな日に限って?」と思いつつ、並んで待つことに。しかし、列は一向に進まず、他のお客さんたちが楽しそうにドーナツを頬張っているのを見ると、ますます自分のドーナツ欲が膨らんでいく。自分を奮い立たせて、粘り強く待つことに。
カウンターには色とりどりのドーナツが並んだショーケース。私の大好きなのはチョコファッション。ついに注文する時がきたが、なんてことだ!チョコファッションが売り切れてるじゃないか!
売り切れ? まさかの予想外の展開に私は唖然としてしまった。こんなこと、あっていいのか? と心の中で思いながらも冷静を保ちながら「じゃあ、オールドファッションとポン・デ・リングとエンゼルフレンチ」と言った。食べすぎだろと一人ツッコミは忘れない。
公園のベンチで買ってきたドーナツを食べようとした瞬間、今度はまたまたなんて事だなことがおきる!強風が吹いてきて、ドーナツが風に吹かれ少しだけ飛んでいった!必死で拾い直して、もう一度食べようとするが、今度はドーナツに砂ぼこりがついてしまっていて、心の中で「どうしてこんな日が続くんだ」と呟く。
結局、ドーナツのためにこれだけの冒険をしたわけだが、今日の私は少しだけ不思議な気分だ。食べるというシンプルなことがこんなにも難しくなるなんて。まあ、これもきっとドーナツの神様が試練を与えてくれたんだろう。ドーナツの神様がいるかは知らんけど。次回はもっとスムーズに食べられることを期待するのであるおわり。
恭介の写メ日記
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無題恭介