置いてある観葉植物が以前と変わっていた
寝室の閉め切った窓からトラックの走り音が微かに響いていく
何かあった?
薄暗い部屋で声が横たわる
無防備な背中とお尻が部屋に合っていて
カメラのフィルター機能のように艶めかしい
僕の日常の中での非日常
頭の中ではサザンのTSUNAMIがぐるぐる流れている
手探りのように指を絡ませる
またねって言葉
さよならと一緒の意味なのかな
寂しさと懐かしさが混ざり合う感情ってあるんだね
いつにもなく優しい言葉を吐くんだ
埋め尽くされた日常に
いつ終わるとも知れない夜明けがまたやってくる
恭介の写メ日記
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記憶のページ恭介