2023年に亡くなった歌手、八代亜紀さんのCDを「フルヌード写真」付きで発売することが明らかになった。
これに対し、八代さんの出身地、熊本県の木村敬知事は記者会見で、死者の尊厳を踏みにじる鹿児島市のレコード会社に対し、「許しがたい。(発売を)中止すべきだ」と批判した。
公人が、ひとつの民間会社に対し、激しい怒りを見せるのは珍しく、この知事にはおそらく、八代亜紀の歌に心を動かされ、その敬愛の念が損得勘定に関係なく、純粋な怒りとなって発言したものと思われる。
八代亜紀さんは生前、インタビューで「ヌードは撮らない」と言っている。問題となっている写真は、八代さんが20代の頃に同居していた人物が撮影したとするもので、鹿児島市のレコード会社は八代さんの「ヌード写真2枚」を「お宝」として掲載していると説明している。
木村知事と同様に、極めて不愉快で許しがたい行為と言わざるを得ない。八代さんと遺族の尊厳を踏みにじる行為であり、ヌードを興味本位に取り上げ、CDの販売をもくろむ悪質業者の利益につながることがあってはならない。発売は当然、中止すべきだ。
鹿児島市のレコード会社は所有権を主張するが、このヌード写真は、あくまでも私的なものであり、八代亜紀さんが公にすることを前提に撮影されたものではない。
八代さんは「ヌードにはならない」と言っており、プライベートで撮影されたヌード写真を本人の許諾なく、死後に発売することは、死者の尊厳を踏みにじる許しがたい卑劣な行為であり、リベンジポルノに該当する。
「おまえの裸の写真をSNSで拡散させてやる」と言っているのと同じであり、販売をちらつかせただけでも、当然犯罪行為に該当する。
鹿児島市のレコード会社は逮捕されるべきであり、刑事罰だけでなく、社会的な制裁も受ける必要があるだろう。いったい、誰がこのようなことを企てたのか、実名で公表してもらいたい。
はるとの写メ日記
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八代亜紀さんの私的写真入りアルバムは、リベンジポルノに等しいはると