2024年11月6日、愛媛県宇和島市の岩松川に現われたジンベエザメが、川で死んでいるのが見つかった。死んでいたのは、大阪の水族館・海遊館が放流したジンベエザメの「海君」だった。
海で暮らしているジンベイザメがなぜ海から川へと遡って行ったのか。堤防にいた幼稚園児たちは、川で泳ぐジンベエザメに向かって黄色い声をあげていた。ジンベイザメは川岸にまで頭を付けて、幼稚園児たちの様子を見あげているようにも見えた。
人間のエゴによって狭い水族館に隔離され、怖れていた人間に慣れ親しんだ海君は人間に慣れ、友だちになったと思ったのに、誰一人仲間のいない海へと放り出された。
海君は人間に会いたくて、身の危険をかえりみず川を上って行ったのだろう。
はるとの写メ日記
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愛媛の川で死んだ『ジンベエザメ』 海遊館の「海君」が死んだ理由はると