おしゃれなバーもいいけど、
やっぱり落ち着くのは——
居酒屋のカウンターで、しっぽり日本酒。
今日はそんな夜でした。
ガヤガヤとにぎやかな中でも、
どこか安心感のあるあの空気。
木のカウンターに、熱燗用のちいさな徳利とおちょこが並ぶだけで、
もう心は「癒しモード」突入。
「おすすめ、なんですか?」って聞いたら
店主さんが出してくれたのは、
ちょっと辛口、でも後味すっきりの東北の地酒。
一口飲んで、ふぅ〜〜〜っと深呼吸。
日本酒って、なんでこんなに心をほどいてくれるんだろう。
おつまみは、炙りしめ鯖とだし巻き玉子。
シンプルだけど、どっちも日本酒との相性バツグン。
無言で、ゆっくり、味わうこの時間がたまらない。
“しっぽり飲む”って、
酔うためだけじゃなくて、自分を取り戻す時間なんだなって
しみじみ思った夜でした。
たまには、こんな夜もいいよね。