澪の写メ日記

大切なのはいまだけだ、は先日ポストした八月の母という小説にでてくるセリフです。素敵だなと思ったので紹介させてください。このセリフは本編とあまり関係ないのですが、読み終わった後1番に思い出したのはこのセリフでした。

「大切なのはいまだけだ。今の相手を素晴らしいと思えるなら、その過去はすべて肯定すべきだ」というセリフです。例えば過去に不良で警察にお世話になっていた少年が今は更生して真面目に働いて、人格も素晴らしい人間に成長してたとします。
今までの自分はどれだけ今の人格が素晴らしくても不良だったという過去をピックアップしてその人を判断してしまっていました。しかしこのセリフを読んでからは、彼の今が素晴らしいのは不良だった過去を乗り越えて、更生したからなんだと考えるようになりました。不良だった過去も今の彼の素晴らしさの一部なのです。（不良だったから今の彼が素晴らしいのだ。と言いたいわけではありません笑）

人を見るときは過去ではなく、なるべく今を見てその人との関わり方を考えようと思いました。自分自身も思い出したくない過去も成長するために必要だったんだと考え、今の自分を素晴らしいと思ってもらえるような人間になりたいです！（^^）