僕は日本に来る際にほとんどの服は南フランスのおじいちゃんの家に置いてきました。
というかミニマリストなので犬と犬の寝具なんかと、MACブックとスマホがあれば別に何もいらないでしょ?ってタイプです。
家に調理器具なくてよく困りますが笑
そんな話はさておき、それでも大事にしてる服の中に、コートが一枚あってバーバリーのコートです。
ぼくにあった人は見たことあるかもしれませんね。
そのコートはわんちゃんの散歩友達のロックという方にもらったものなんです。
ロックは可愛いマルチーズを飼っている日本人の80歳のおじいちゃんでした。
確か岩本?六なんとか?みたいな名前だからロックとみんなに呼ばれてました。
とても気さくな方で20代の時はドイツで何かの仕事をしていて、バブル全盛期の時はパリの免税店で働かれていた方でした。
その時はすごい景気がよくて何かとめちゃくちゃでいくらで、お金が入るような感じだったそうです。
その際に安くても30万するようなバーバリーのコートや高級なミンクのコートみたいな物が余って邪魔みたいなよくわからない状況がよく起きて、しょうがないからロックがいらないけど持って帰ったりしていて、家にいくつかそういう服があったそうなんです。
そのロックの自分が着ないコートの一つの紺色のバーバリーのコートがあって僕にくれたんです。
ぼくは身長が183cmでロックは155cmくらいなんでって理由もあったんですが、ロックはお前にすごい似合うからやるよ!!って僕にそのコートをくれました。
ぼくはそのコートを頂いてからは大事な日やデートの日には必ずそのコートを着ていくようにしています。
50年前の型のバーバリーのコートですが僕にとってはとてもオシャレなコートです。ぼくたちのリーダーであるHappinessの代表はぼくがそのコートを着ていくと、何ですか?その素敵なコートは?、とすぐきずいてくれました。
スーツなんかは5~10年の時が経つと着るのが難しくなったりしますが、トレンチコートなんかは古い方でも良いブランドの物ならぼくはとてもオシャレだと思います。
コートの話はさておき、ロックの話なのですがロックはコロナウィルスが始まった時に、コロナに感染して早々に亡くなってしましました。
その前の年に奥さんがよくタバコを吸う方で肺炎で亡くなっていて、ロック自信の精神も疲弊していたのも原因の一つなんじゃないかなって僕は思っていました。
とても悲しかったです。
わんちゃんはロックの親族の方が引き取っていました。お孫さんがとても可愛がっていたんで、わんちゃんも幸せだと思います。
さらにそこから僕の当時働いていた飲食店の会社の社長もコロナに感染して亡くなってしましました。
さらに部下だったご高齢の日本人のおじさんも亡くなってしまいました。
またそこから3人ほど白人のフランス人の友人が亡くなりました。最初の3人は日本人なんですがもうご高齢なので・・・
日本人の方々はご存じかはわかりませんが、実はころなウィルスってアジア人には感染しずらいし重症化しずらいけど、白人の方とかだと急にすごい重症化して亡くなったりするんですよね。
そんなことがって身近な人が亡くなるのは辛いなって思った半面、今この瞬間に同じ時間を共有してる人を大事にしたいなって思うようになりました。
わんちゃんでもねこちゃんでも人間でもそうなんですが、いつお別れするかってやっぱりわからないから悔いのない時間を一緒に過ごすのって大事ですよね✨