今日は退屈なお話をします。
パリの経営者が負担する税金のお話です✨
まぁ細かいこと書いても退屈だからへぇ〜ってなるところだけにしましょう。
まず人を1人雇用する時にかかる税金ですがざっくり言うと、10万円のお給料を払う場合に9万円を国にその子の為の保険や国に納める税金を払わないといけません。
10万円+9万円で=19万円ですね。
ぼくはこのへんの日本の法律に疎いので先日ぼくの友人に部下を雇う時にいくらくらいお金が掛かるのって?って聞いたら34万円くらいの給料に対して社会保障費を6万円くらい払っていると言っていました。
34万円+6万円=40万円ですね。
すごい差ですね。
ただこのフランスの社会保障費には
・大学生なんかの為に使う費用(企業にインターンに行くための費用や会社のインターンの費用など)
・職業訓練校に使う費用
・移民やホームレスを助ける費用
などがありもっとぼくの知らない費用がびっしりたくさん書いてある給料明細を会計士さんに作ってもらって、経営者はお給料日に部下に渡さないと行けない感じです。
また確かに社会保障費は高いですが、その代わりフランスは有休消化する場合のその子の休日中の給料は国が払ってくれます。フランスは土日と別に年間50日くらい休み(有給)が取れます。
一方日本はたぶん有休消化の給料って会社負担ですよね❓おそらく。
会社に申し訳なくなって有給取りづらくなる人もいそうですね。
またフランスと日本には大きな違いがあってアルバイトという概念がありません。全員社員です。
そうなると何が起きるかって高校生とかがなかなか学校に行きながら働くのが難しいですね。高校生とかで働いてる子はほぼいないです。
ぼくは物好きで複数の選択があるなら悪手を選ぶタイプだから日仏ハーフの高校生の子を2人雇用していましたが笑
まぁ1番のそういう子を雇ってだ理由は日本人と白人のハーフの子に無限の可能性を感じるという所にありました。
本当は重罪なんですが給料明細を作らず現金で人を雇用するブラックというスタイルでの雇用するスタイルもあります。
これがもし税務署にばれた場合もし多額の罰金を払わないといけないし、もし5〜10人そういう人がいた場合はとりあえずオーナーが刑務に入る所から始まってそこから裁判です。
他に税金の話なんかをするとキリないです。
看板税まとかまであるんですよ?外に看板をつけてるから景観を崩してる的な意味合いだと思います。
でも看板を店につけてなくても看板税は取られるそうです。
謎です。笑
ぼくに聞いてくれればこんな話はいくらでもしますが、こんな話は退屈なので次回はもっと楽しい話をします。
長い退屈な話を最後読んでくれた方はありがとうございました。笑
Alexの写メ日記
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パリで人を1人雇用する場合に必要な経営者負担の社会保障費のお話Alex