手術前に、手術の説明を受けたとき、色々なことを聞かされました。
その中でも特に気になったのは、術後に起き上がることができず、ベッドで過ごさなければならないことでした。
さらに、トイレに行けないため、尿道に管を入れることになると言われて、正直その時は驚きました。
「管!?それだけは嫌だ!」と思って、どうしても我慢できなかったので、思わず「別の方法はありませんか?」とお願いしました。
すると、ナースコールで看護師さんを呼んでくれて、結局は瓶を持ってきてもらうことになりました。
点滴を打たれているせいで、定期的に尿意が襲ってきます。
夜も寝れなかったので、夜中にナースコールを押さざるを得なくなり、押すたびに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。
ありがたいことに、男性の看護師さんが担当してくれたので、少し安心はしましたが、それでもやっぱり恥ずかしい気持ちは消えませんでした。
僕のわがままを聞いてくれた看護師さんには感謝しかないです。
寝転がったまま尿を出すなんて経験がなかったので、最初は尿意を感じてもなかなか出せなくて、約30分ほど苦しんでしまいました。
でも、なんとなくコツが分かってきて、無事に出すことができました。
それでも、こんな恥ずかしい思いはもう二度としたくないなと思いました。