「人間って、どんなことにも慣れていく生き物だよね」
ふとそんな話を友達とした帰り道、ちょっと考え込んでしまったんです。
たしかに毎日の通勤、コンビニの店員さんの声、朝のコーヒーの香り
どんなに新鮮だったことも、時間が経てば“当たり前”になっていく。
でもね、女風というお仕事で、ぼくが絶対に“慣れてはいけない”と思っているのが、
指名してくださるお客様の存在なんです。
「また来てくれた」「会いに来てくれた」
その一つひとつが、当たり前なんかじゃない。
忙しい中、いろんな気持ちを抱えて、ぼくを選んでくれた時間。
どんなに何度会っても、初めて呼んでもらったときの嬉しさや、初心の時のドキドキを忘れずにいたいなって思うんです。
だから、これからもずっと“ありがとう”を大切にできる自分でいます!