「優しいね」って、よく言われる。
悪い気はしないけど、実はちょっと気になることがある。
「優しい」って一言でまとめられるけど、よく考えてみると、この言葉には3種類あると思う。
・表面的な気遣いタイプ
「寒くない?」「これいる?」っていう、ちょっとした気配りができる優しさ。
コンビニのドアを開けてあげるとか、電車で席を譲るとか。
いわゆる「マナーとしての優しさ」みたいなやつ。
・受け入れ系タイプ
相手のわがままやムチャぶりを「まぁいいか」で受け止める優しさ。
「いいよ、好きにしなよ」っていうやつ。
でもこれ、調子に乗られると地獄を見る。
(昔、友達の「ダイエットするからお菓子食べない!」を毎日聞いて、毎日応援してたけど、3日目で「やっぱ無理!」ってポテチ食べるのを見届けた経験あり)
・本気で寄り添うタイプ
これはちょっと重めの優しさ。
相手の立場に立って考えて、本当に必要な言葉をかけること。
ときには厳しいことも言うし、全部を受け入れるわけじゃない。
でも、それが相手のためになるなら、言う。
同じ「優しい」でも、タイプが違う。
そして、人によって求める「優しさ」も違う。
でもこれを考えすぎると、「優しい」って言われたときに「どの優しさのこと?」って詰めたくなるし、そうすると「いや、めんどくさいわ」ってなるので、やめておこうと思う。
結局、何も考えずに「ありがとう!」って言っておくのが一番優しいのかもしれない(笑)。