こんばんは
慶です
昨日目が見えないおばあちゃんを
助けた話し聞いてくれますか？
最後のオチまでちゃんと読んでね？
白杖を持って歩いてるおばあちゃんがいて
電柱にぶつかったから助けに行ったの
「おばあちゃんこの先
道路工事してるので危ないですよ」
って言ったら
大丈夫だからって言われた
でもやっぱりほっとけないので
ちゃんと安全な所まで連れていこうと思って
「僕の腕掴まって」
と言って掴まってもらいました
おばあちゃんの手はとても柔らかく
その柔らかい手に僕の心も掴まれました…
昔よくおばあちゃんに
遊んでもらったなあと思い出に浸り
よくおばあちゃんと
相撲したなあ
腕相撲したなあ
縁側で将棋や俳句の練習したなあ
殴り合いの喧嘩したなあ
おっと、これはおじいちゃんとの思い出だ
とか思いながら我に返り
「どこまで行くの？」と聞いたら
あそこの歩道橋までと言うので
歩道橋に連れていったの
そしたらおばあちゃんが
「優しいねもう大丈夫だから、
若い子にしてはほんとできたメンズだ」
と言い残して
歩道橋を3段抜かしで軽快に上がって行って
見えとるやないかいっ！！
と心の中で叫んだ
秋風が吹く10月の昼さがりの
ちょっとした人助けの話しでした
慶の写メ日記
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盲目の貴女へ慶
