今日は、最近僕が体験した「ごめんね」と感じたお話を書きます。
みんながみんなという話ではないのですが、お客様の中には、セラピストにしてもらって「当たり前」ということがある人がいます。
例えばなんですが、今日ポストで見かけた「水問題」。
セラピストが水を持ってきてくれるのが当たり前だと思っている人がいます。
本当に利用自体も初めてで、セラピストに会ったのが初めてなのなら、初回でお水を差し入れられたら「こういうもんなんだ」と思うのは仕方ないことなのかも知れません。
でも実際は、お水はマストではなく、店舗が用意して持たせるところもあれば、セラピストの任意だというところもあるのが実状です。
僕のお店でもお水の差し入れは「推奨」と教えられ、強制ではありません。
マストでないものをマストと思っていれば、
それをしなかったセラピストはサービスの悪いセラピストになってしまいます。
実際僕もお客様に、
他に呼んだセラピストは言わなくてもしてくれた。
みたいなことを言われた経験は1度じゃありません。
それは「お水を口移しで飲ませる」ということでした。
お水の口移しは僕のまだ少ない経験上でも、賛否が分かれます。
非日常を体感する場所として、キュンとされたりする一方で、生ぬるさが気持ち悪いや、自分で好きなように飲みたいという人もいました。
当たり前にして、受け入れられるときと
当たり前にして、受け入れないときがあります。
それを「人を見て判断するのがセラピストでしょ」と言われればその通りで、まだ半年、経験値も決して多くない僕です。
初回でその当たり前に気付けるときもあれば、情けないですが気付けないときもあります。
そして、僕のお店ではお水の口移しは基本サービスではありません。
カウンセリング時に、基本サービスのお話はします。
冷たい言い方に感じられてしまうかもしれませんが、僕の中では、当たり前に付属しているサービスではないんです。
でも、決してしたくない、嫌なことじゃなくて。
喜んでくれるなら、望んでいるのなら応えられることです。
それでキュンってしたり、照れたりしてくれる顔が見られるのは嬉しいです。
なのに、それをしなかった、気づけなかったことで「サービス悪いね」って思われたり、言われたりするのは反省もするけど、それ以上に悔しいです。
気付けない僕が未熟なのは前提で、
これからもっと経験値を重ねて、言われなくても今よりもっとスマートに気付けるセラピストになれるように頑張ります。
でも、せっかくのあなたの時間。
せっかくの二人の時間。
決して簡単に作ってくれた時間ではないから、
満足して欲しいし、幸せをできる限り感じて欲しいと僕は思っています。
あなたのしたいこと、してほしいこと、
あなたの思いを「気付いて」じゃなく
できるなら言葉にしてくれたらなと思うこともあります。
そして、あなたをたくさん知って
言葉はいらないねっていう2人になっていきたいです。
マストなことも確かにあります。
でも、セラピストによってはマストでないこともある。
マストでないことに理由があるときもある。
これは僕と過ごそうとしてくれる、
僕と過ごしてくれる人へのお願いです。
ちゃんと伝えてね。
僕も気付ける男になっていくから。
長くなったけど、ここまで読んでくれてありがとうございました（^^）
