【回遊】- 龍叶(Gladiolus)大阪/性感マッサージ

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龍叶の写メ日記

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    龍叶
    回遊

    回遊。


     


    ・自ら回遊を勧めないこと


    ・自ら回遊を止めないこと


     


     これは、僕がセラピストになるときにお店の講習で教わった言葉です。


     


    僕はセラピストになるからには、僕だけに会いに来て欲しいと思っていたし、僕だけを呼んでもらえるセラピストになりたいと思っていました。


    だから、僕を選んでくれる人には回遊して欲しくないと思っていました。


     


     「回遊を勧めないこと」


     …当たり前だろうと思いました。


    せっかく僕を選んでくれるのに他の人となんて過ごして欲しくない。


     


    独占欲も強めな僕はそう思っていました。


     


     


    回遊を止めないこと」


     …なぜ?


    と思ったのが率直な感想です。


    もちろんなぜ?と尋ねました。


     


     ”お客様の行動をこちらが縛ることをしないで、回遊されるのが嫌なのなら止めずに選んで、選び続けてもらう努力をしてください。”


     とごもっともな言葉が返ってきました。


     


    それでも僕は、他には行かないで、僕だけでいてと伝えることの何がいけないんだろうと思いました。


    誰だって、仲良くなった人が離れていくのは嫌じゃないですか?


     


    モニター研修を終え、これからデビューをするときの僕はそう思っていました。


     


    セラピストになって、1人、2人と接客を重ねていってもその気持ちはしばらく変わりませんでした。


     


    でも、誰かと出会う数が増えれば増えるほど、


    出会う数だけ利用をする理由を知る中で少しずつ僕の中で回遊という行動に対して、思いが変わっていきました。


     


     


    回遊。


    ひとことでまとめてしまえば、それはとても単純なことなのかも知れません。


     


    でも、回遊をするにもその人なりの理由がある。


     


    ・単純に楽しみたいから。


     色んな人と色んな時間を楽しみたい、色んなことを経験したい。


     


    ・1人の人に沼りたくない。


     1人の人に絞ってしまうと、その人しか見えなくなるのが嫌だ。


     その人がいなくなってしまっても大丈夫なように。


     


    ・誰かを忘れたい、忘れられない。


     忘れたい人がいるのに、その人を超える人、その人に勝る人に出会えない。


     


     


    今、パッと思いついた、教えてもらったことのある回遊理由。


    他にも細かい理由はあったけれど、だいたいの人がこの3つのどれかな気がする。


     


     


    セラピストになって約半年。


    女風という世界は、楽しさとエロさだけがある場所じゃないことを知った。


     


     


    切なさや悲しみ、苦しさや愛おしさ、色んな感情が渦巻いているんだなと思う。


    僕が知ってきたことはまだほんの一部でしかなく、もっと深いものもきっとあるんだろうと思う。


     


     今の僕は、


    いや、今の僕ももちろん回遊を勧めることはしない。


    けれど、それは僕だけのそばにいてほしいからじゃなく、あなたに幸せでいてほしいから。


     


     


    今なら選んで、選び続けてもらう努力をしなさいと言われた意味がわかる。


     


    それに、せっかく僕を選んでくれる人に、


    回遊してきたらいいよなんてとても失礼なことだよね。


     


    そばにいてくれるんだから、僕を選んでくれるなら、僕でいいなら、できるならずっと僕のそばにいてほしいと思う。


     


    あなたが僕といることを望んでくれるならの話。


     


     


     


    そして、今の僕は回遊を止めることなんてこともしない。


    これもまたあなたに幸せになってほしいから。


     


     


    無責任に行かないでとか、僕だけにしてなんて言えない。


    言わなくても、そばにいてもらえるような自分でいれば止める必要もないし、きっと止まってくれる。


     


     


    誰かに出会うまで、あなたが幸せを感じられる人に出会うまで、あなたが自分の気持ちで足を止められる人に出会うまで。


     


    あなたが色んな人に手を伸ばして、掴んでくれた手が僕の手になるように頑張りたいなと思うようになりました(^-^)


     


     


    少しは成長したのかな。


     


     


    ちょっと久しぶりに書くぞ!と意気込んで書いたら、長くなってしまったけれど、ここまで読んでくれてありがとうございました!!


     


    これからも「僕」を知ってもらうために、これからは日記も頑張っていこうと思うので、また読んでくれたら嬉しいです(^-^)b


     


    Gladiolus 龍叶


     


     




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