「やめられない」
そう言うと僕はリモコンのスイッチを「強」へと切り替えた。
ヴヴヴヴヴヴ…
無機質なプラスチックの塊が静まり返った空気を激しく震わせた。
それを合図に彼女はエビ反りになってもだえ始めた。
僕はそんな彼女がたまらなく好きだった。
快楽という名の海に溺れ、止めてといわんばかりに激しく淫らに体をくねらす彼女は僕のいたずら心を心底くすぐってくる。
パチン…!バチン…!!
振動に合わせてのけ反り突き出された、彼女のTバックからはみ出る淫らな肉を僕は勢いよく引っ叩いた。
バチン…!!バチン…!!
やがて美しい彼女の音色が、獣のようなうめき声へと変わった。
バチン…!!バチン…!!
それでも僕は手を止めない。
というよりは崩れていく彼女を見ていると僕のビリビリとひりつく手が止まらないという方が正しいだろう。
やはりこれはやめられない。
止まらない。
「かっぱえびせん」
拓也
拓也の写メ日記
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【やめられない】拓也