「いけない子。」
僕は彼女を紐で縛り四つん這いにさせた。
薄明かりに照らされた薔薇のように真っ赤な紐はよく映えた。
「君はいけない子だ。」
僕を誘惑する彼女の淫らな体にオクトパスのように巻き付いた真っ赤な紐は良いコントラストだ。
バチン!!
しーんと静まり返った部屋全体を切り裂くように破裂音が響いた。
しばらくすると彼女の熟れた果実のように柔らかいお尻が紐と見分けがつかない程に真っ赤になっていた。
「まだやめないよ?自分で10まで数えてみようか。」
そう言って僕は彼女に1から10まで数えさせた。
1…2…3…
バチン!!バチン…!!
彼女が数えるたびに破裂音が大きくなっていく。
それを追いかけるかのように彼女の吐息もだんだん大きくなり、やがてそれがキリキリとした声に変わっていく。
8…9…
10に近づくにつれて彼女のキリキリした声と共に「もうすぐ終わる…。」という少し安堵の表情が見えた。
「数えるのやめな?」
そう言うと紐に沿って指先ですーっと彼女の体をなぞり始めた。
下の方までなぞると、指先に何かがべっとり絡みついてきた。
「見て?糸引いてる。」
中指と親指をつないだ糸のような彼女の愛液を恥ずかしそうにする彼女の顔に近づけ僕は言った。
「スパイダーマン」
拓也
拓也の写メ日記
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いけない子拓也