『羅生門』 / 芥川龍之介
人は、追い詰められたとき
“善悪”よりも“生きるかどうか”で動くのかもしれない。
読んでて、そんな当たり前にゾッとした。
誰が正しいとか、誰が悪いとかじゃなくて
「自分ならどうするか」って、静かに問いかけてくるような一冊だった。
セラピストという仕事をしていると、
心の葛藤や、誰にも言えない“黒い部分”を見つける場面もある。
でも、そういう揺らぎを抱えながら
それでも誰かに寄り添おうとしてる人って、
ぼくはすごく美しいと思う。
白か黒じゃなく、
グレーのままでも、ちゃんと受け止めたい。
めろの写メ日記
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セラピスト本を読む#9めろ