旅行先:別府
湯けむりがふわっと立ちのぼる街を、
君とふたりでゆっくり歩いた。
昼間は地獄めぐりで「これ本当に温泉!?」って笑い合って、
夜は宿のお風呂で、しっかりあったまって。
ぽかぽかのまま布団に入ったら、
「眠いけど、まだ話したい」って言う君が可愛くてずるかった。
“旅行って非日常”ってよく言うけど、
不思議と、君といるとそれが“日常になってほしい”って思う。
あの夜の別府、俺は本気で、
「この時間がずっと続いたらいいのに」って思ってたんだ。
次は、もっとのんびりできるプランにしようか。
時間も予定も、全部ゆるくていい。
君となら、それだけで旅になるから。
めろの写メ日記
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旅のかけら#5めろ