CANDY OSAKA

大阪/性感マッサージ/全国出張可(交通費別途)

「Kaikan(カイカン)を見た」とお伝え下さい!
050-5369-5686

秋の写メ日記

  • 風俗で働く人は非倫理的? その2
    風俗で働く人は非倫理的? その2

    前回の日記の続きで、「性産業の接客業務へ従事することは非倫理的か」というお話です。
    今回は、非倫理的であると主張されるとき、その理由として考えられる以下の3つについて考えてみます。


    ③性病リスクを顧みないのはバカである。
    ④色恋はいけない。
    ⑤搾取構造にある。


    ③性病リスクを顧みないのはバカである。
    性病は、風俗で従事者には現実的で切実な問題です。
    セラピストのように性産業の接客業務に従事する人たちは、非倫理的かはさておき、性病罹患リスクが高いのは間違いないです。
    そうしたリスクを考えない人はバカだというのは一理あると思います。 


    ただ、一般労働への従事にはその他のリスクや制約が生じるということは考慮されても良いと思います。
    通常の労働者はパワハラによる精神疾患や過労による病気、労働災害などのリスクがあります。
    また、転勤や勤務時間による時間・空間的な制約が生じます。
    風俗の接客従事者は、そうしたリスクや制約からは比較的縁遠いです。
    なぜなら、一般的な被雇用労働者とは違って個人事業であるため、労働量や労働環境の調整が容易だからです。
    結局のところ性病リスクの問題は、労働に従事する際、どのリスクをとるかという問題であって、性病にかかるリスクがあるからダメだということにはならないのではないか、というのが私の考えです。


    ④色恋はいけない。
    水商売においては色恋営業と呼ばれる恋愛感情を利用して金銭を得ようとする営業手法があります。
    この色恋営業は風営法の改正により、今後規制される方針となっています。
    そうした世間の動きが示すように、恋愛感情を利用した色恋営業は非倫理的行為といえそうです。


    私も色恋営業に関しては、倫理的問題をはらんでいると考えています。
    ただ、同時に線引きが相当に難しいだろうとも思います。
    現実的に、以下を区別することはできるのでしょうか。


    A.営業手法としての色恋
    B.色恋営業ではない標準的な営業行為
    C.純粋なセラピストの恋愛感情


    ここに示したうち、Aのみが色恋とよばれる問題です。
    しかし、これとBをどう区別するのか、人によって相当に解釈が異なると思われます。
    CとAも外からは区別がつきません。
    色恋は問題だと思いますが、それを糾弾するのはなかなか困難だという印象です。


    現状いえることは、色恋はあり得るが、全員がそれを行なうわけではないし、その区別も困難だというところまでだろうと思います。
    もしも、「色恋との区別が困難な業態そのものが非倫理的である」と主張されるなら、私には否定できる材料がないです。
    ただ、そうしたサービスを求める人がいるのだということも否定できるものではない、ということも重要だと思います。
    性欲というものが人から不可分であることや、資本制の社会である以上は、このような問題をなくすことそのものが困難だと思いますがいかがでしょうか。


    今回はここまでにします。
    今回で終わらせるつもりでしたが、ちょっとまだ終わらせられませんでした。
    長くなってすみませんが、次回まで続けさせてください。
    ちなみにご意見ご感想は反対意見でもなんでもDMなどで受け付けています。
    ではまた〜