第6話 キッチン
ー前回のあらすじー
「ねぇ、この前の続き、、しない?」
と先輩は僕に言った。
どうなる20歳の自分、、、
ーーーーーーーーーー
「え、、、続きって?」
「言葉にしないとわからない?」
と先輩は言って僕を抱きしめた。
僕も流石に抱きしめた。
ここまで言ってなかったが
20-46の理由は
先輩が当時46歳だったから。
年上の経験がなかった僕は
どうしたらいいのかわからなかった。
「私の事、興味ない?おばさんは嫌?」
艶っぽい声でそう言われる。
「そんな事ないです。」
「そんな事ないってどういう事?」
「・・・・・・」
顔が赤くなる僕。
きっと酔った人はこんな感じなんだろう。
クーラーの効いた部屋なのに
なぜか汗をかきそうだ。
10秒くらい経った時。
先輩が僕の口にキスをしてきた。
軽いフレンチキス。
僕は全身に鳥肌が立った。
(これは本当なのか?)
(酔ってるだけなんじゃないか?)
僕の心境はそんな感じだ。
続けて何回かキスをされた。
僕は受けるしかなかった。
簿記の視界は
目の前に先輩がいて
その向こうにリビングがあり
他の人達が寝ているのが見える。
「ねぇ、ベッド行こ?」
と先輩が僕に言った。
「え、でもみんないますよ?」
「寝てるし大丈夫だよ〜」
「でも、、、」
「だめ?」
「だめとかじゃないですけど、、、」
バレたらどうしよう
という思いと
なんかドキドキする
という思いが交差した。
「少しだけだから!ね!!」
と先輩は僕の手を掴んで
他のメンバーが寝てるリビングに向かう。
ただ歩くだけの僕。
本当に今からするの?
とずっと思っていた。
リビンごを通ると廊下があり
その先に寝室があるという間取りだ。
リビングを通りかかった時の事、、、
次回、第7話 アクシデント
惇の写メ日記
-
20-46 エピソード6惇